真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。
💭ポイント
罪人をむち打つ際に使った「拷器」という道具と、その使い方が、現在では完全に失われてしまったことを記しています。

🌙現代語対訳
罪人を鞭で打つ時には、拷器という道具に体を寄せさせて縛り付けたそうです。
犯人を笞にて打つ時は、拷器に寄せて結ひ付くるなり。
拷器がどのような物か、縛り付ける正式な手順も、
拷器の様も、寄する作法も、
今では詳しく知っている人はいないということです。
今はわきま知れる人なしとぞ。
📚古文全文
犯人を笞にて打つ時は、拷器に寄せて結ひ付くるなり。拷器の様も、寄する作法も、今はわきま知れる人なしとぞ。