古文で読みたい

古典を読みたい人が、古典にアクセスするための本です

徒然草200|呉竹は葉細く、河竹は葉広し。御溝に近きは河竹、仁寿殿・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。

💭ポイント

御所の呉竹と河竹について、葉の形と植栽場所での見分け方を説明する。

徒然草絵抄』(小泉吉永所蔵) 出典: 国書データベース

🌙現代語対訳

呉竹は葉が細く、河竹は葉が広いものです。

呉竹くれたけほそく、河竹かはたけひろし。

宮中の庭の水が流れる溝の近くにあるのが河竹で、

御溝みかはちかきは河竹かはたけ

仁寿殿(内裏の中央にある建物)のほうに寄せて植えられているのが呉竹です。

仁寿殿じじゆうでんかたりてゑられたるは呉竹くれたけなり。

📚古文全文

呉竹くれたけほそく、河竹かはたけひろし。御溝みかはちかきは河竹かはたけ仁寿殿じじゆうでんかたりてゑられたるは呉竹くれたけなり。