真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。
💭ポイント
桜が満開になる時期について、諸説あるが、「立春から75日後」が最も正確であると述べている。旧暦では季節を正確にとらえられないので、冬至や春分が重要だということです。
🌙現代語対訳
桜の満開は、
花の盛りは、
冬至から150日後とか、
冬至より百五十日とも、
春分の後、7日とか言われますが、
時正の後、七日とも言へど、
立春から75日後が、
立春より七十五日、
だいたい間違いありません。
おほやう違はず。