古文で読みたい

古典を読みたい人が、古典にアクセスするための本です

徒然草159|みな結びと言ふは、糸を結び重ねたるが、蜷といふ貝に似たれば言ふ・・・

「真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。」

💭ポイント

「みな結び」という結び名の由来は、結び目が蜷(みな)という貝に似ているからである。「にな」という読みは間違い。

徒然草絵抄』(小泉吉永所蔵) 出典: 国書データベース

🌙現代語対訳

「みな結びと言うのは、糸を結び重ねた形が、

「みなむすびとふは、いとむすかさねたるが、

蜷(みな)という貝に似ているから言うのだ」と、

みなといふかいたればふ」と、

ある高貴な方がおっしゃいました。

あるやんごとなきひとおおせられき。

「にな」と言うのは誤りです。

「にな」とふはあやまりなり。

📚古文全文

「みなむすびとふは、いとむすかさねたるが、みなといふかいたればふ」と、あるやんごとなきひとおおせられき。
「にな」とふはあやまりなり。