古文で読みたい

古典を読みたい人が、古典にアクセスするための本です

徒然草149|鹿茸を鼻に当てて嗅ぐべからず。小さき虫ありて・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。

💭ポイント

鹿茸を鼻に当てて嗅いではいけない。中にいる小さな虫が鼻から入って脳を食べてしまうと言われているからだ。

※鹿茸:滋養強壮に効果があるとされる鹿の幼い角を乾燥させた漢方薬

徒然草絵抄』(小泉吉永所蔵) 出典: 国書データベース

🌙現代語対訳

鹿茸を鼻に当てて嗅いではいけない。

鹿茸(ろくじよう)(はな)()てて()ぐべからず。

小さな虫がいて、

(ちい)さき(むし)ありて、

鼻から入って、

(はな)より()りて、

脳を食べてしまうと言われている。

(なう)()むと()へり。

📚古文全文

鹿茸(ろくじよう)(はな)()てて()ぐべからず。(ちい)さき(むし)ありて、(はな)より()りて、(なう)()むと()へり。