真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。
💭ポイント
友人には避けるべき7種類と、持つべき3種類がいる。前者には身分が高い人や若者、後者には物をくれる人や医者などがいいといってます。

🌙現代語対訳
友人するには良くない者が、七種類あります。
友とするに悪き者、七つあり。
一つ目は、身分が高すぎる人。
一つには高くやんごとなき人。
二つ目は、若い人。
二つには若き人。
三つ目は、病気をしたことがなく、体が丈夫な人。
三つには病なく身強き人。
四つ目は、酒好きな人。
四つには酒を好む人。
五つ目は、血気盛んで勇ましい武士。
五には武く勇める兵。
六つ目は、嘘をつく人。
六つには虚言する人。
七つ目は、欲が深い人。
七つには欲深き人。
逆に、良い友は三種類あります。
良き友、三つあり。
一つ目は、物をくれる友人。
一つには物くるる友。
二つ目は、医者。
二には医師。
三つ目は、知恵のある友人。
三つには智恵ある友。
📚古文全文
友とするに悪き者、七つあり。一つには高くやんごとなき人。二つには若き人。三つには病なく身強き人。四つには酒を好む人。五には武く勇める兵。六つには虚言する人。七つには欲深き人。
良き友、三つあり。一つには物くるる友。二には医師。三つには智恵ある友。