徒然草111|囲碁・双六好みて明かし暮らす人は、四重五逆にもまされる悪事とぞ思ふ・・・
真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。
💭ポイント
ある高僧の言葉を引用し、囲碁や双六に明け暮れ時間を浪費するのは、仏教で最も重い罪よりもさらに悪いことだと断じる。無益な遊興にふけることへの厳しい戒め。

🌙現代語対訳
「囲碁や双六に夢中になって、それに明け暮れているのは、
「囲碁・双六好みて明かし暮らす人は、
仏教で説かれる最も重い罪よりも、さらにひどい悪事だと思う」と、
四重五逆にもまされる悪事とぞ思ふ」と、
ある徳の高いお坊さんがおっしゃった言葉が、耳に残っていて、
ある聖の申ししこと、耳にとどまりて、
本当にその通りだと感心しております。
いみじく思え侍る。
📚古文全文
「囲碁・双六好みて明かし暮らす人は、四重五逆にもまされる悪事とぞ思ふ」と、ある聖の申ししこと、耳にとどまりて、いみじく思え侍る。