古文で読みたい

古典を読みたい人が、古典にアクセスするための本です

徒然草

徒然草213|御前の火炉に火を置く時は、火箸して挟むことなし。土器よりただちに・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 天皇の御前で炭を扱う際は手で行うのが作法ですが、白い浄衣を着…

徒然草212|秋の月は限りなくめでたきものなり。いつとても、「月はかくこそあれ」とて・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 秋の月の格別な美しさを理解できない人は、情趣を解さない残念な…

徒然草211|よろづのことは頼むべからず。愚かなる人は、深くものを頼むゆゑに・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 権勢、富、才能、人の心など、この世の万事は頼りにならず執着す…

徒然草210|喚子鳥は春のものなりとばかり言ひて、いかなる鳥とも、定かに記せるものなし・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 「喚子鳥」とは何か。作者は、真言宗の書物や『万葉集』を典拠に…

徒然草209|人の田を論ずるもの、訴へに負けて、ねたさに、その田を刈りて取れとて・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 訴訟に負けた腹いせに稲を刈らせたところ、使いの者たちは「どう…

徒然草208|経文などの紐を結ふに、上下よりたすきにちがへて、二筋の中より・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 高僧である弘舜僧正は、経文の紐の結び方一つにも、古来の簡素で…

徒然草207|亀山殿建てられんとて、地を引かれけるに、大なる蛇・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 亀山殿の建設時に大蛇の塚が見つかり、人々が祟りを恐れる中、徳…

徒然草206|徳大寺右大臣殿、検非違使の別当の時、中門にて、使庁の評定行はれけるほどに・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 徳大寺家の親子が、庁舎に牛が入り込んだ怪異を冷静に処理し、凶…

徒然草205|比叡山に。大師勧請の起請といふことは、慈恵僧正書き始め給ひけるなり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 比叡山発祥の起請文は正式な法でなく近代の慣習だとし、水火の穢…

徒然草204|犯人を笞にて打つ時は、拷器に寄せて結ひ付くるなり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 罪人をむち打つ際に使った「拷器」という道具と、その使い方が、…

徒然草203|勅勘の所に、靫かくる作法、今は絶えて知れる人なし・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 天皇の罰を受けた家を封鎖した「靫かけ」は、今では失われ封印に…

徒然草202|十月を神無月と言ひて、神事にはばかるべきよしは、記したるものなし・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 「神無月」に神事を避けるべきという説や、神々が伊勢に集うとい…

徒然草201|退凡・下乗の卒都婆、外なるは下乗、内なるは退凡なり

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 「退凡」と「下乗」という二つの立て札の位置関係を説明していま…

徒然草200|呉竹は葉細く、河竹は葉広し。御溝に近きは河竹、仁寿殿・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 御所の呉竹と河竹について、葉の形と植栽場所での見分け方を説明…

徒然草199|横川の行宣法印が申し侍りしは、唐土は呂の国なり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 中国は「呂」、日本は「律」の音階だけの国である、という行宣法…

徒然草198|揚名介に限らず、揚名目といふものもあり。政事要略にあり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 「揚名」には介の他に目の役職もあり、『政事要略』にその記述が…

徒然草197|諸寺の僧のみにもあらず、定額の女嬬といふこと、延喜式に見えたり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 「定額」とは僧侶に限らず、定員の定められた役人の通称であるこ…

徒然草196|東大寺の神輿、東寺の若宮より帰座の時、源氏の公卿参られけるに・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 神社の前での先払いを咎められた久我内大臣が、故実を引いて正当…

徒然草195|ある人、久我縄手を通りけるに、小袖に大口着たる人、木造りの地蔵を・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント ある人が高貴な久我内大臣が田の水で地蔵を洗う奇行を目撃する。…

徒然草194|達人の人を見る眼は、少しも誤る所あるべからず。たとへば、ある人の・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 達人は人の内面を見抜く眼力を持つ。嘘への反応で人の本性はわか…

徒然草193|暗き人の、人を量りて、その智を知れりと思はん、さらに当たるべからず・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 自分の専門を基準に他人を評価するのは間違いだ。専門外のことで…

徒然草192|神・仏にも、人の詣でぬ日、夜参りたる、よし。

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 人が少ない日や夜に神社仏閣へ参詣するのは趣深い、という兼好法…

徒然草191|夜に入りて、物の栄えなしと言ふ人、いと口惜し。よろづの物のきら、飾り・色ふしも・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 夜は物の輝きや人の装い、声や香りなど、あらゆるものが昼間とは…

徒然草190|妻といふものこそ、男の持つまじきものなれ。いつも独り住みにてなど聞くこそ・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 男にとって妻を持つことは価値を下げるものだと説く。結婚を否定…

徒然草189|今日はそのことをなさんと思へど、あらぬ急ぎまづ出で来てまぎれ暮らし・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 人生は計画通りにいかない。予定は狂い、予期せぬことが起こる。…

徒然草188|ある者、子を法師になして、「学問して因果の理をも知り、説経などして・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 逸話を例に、先延ばしを戒める。一つの大事を成すには、他を捨て…

徒然草187|よろづの道の人、たとひ不堪なりといへども、堪能の非家の人に並ぶ時・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 才能がなくとも慎み深い専門家は奔放な素人に勝る。何事も慎むこ…

徒然草186|吉田と申す馬乗りの申し侍りしは、「馬ごとにこはきものなり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 馬術家吉田の教え。馬の危険性を知り、乗る前に馬と馬具をよく観…

徒然草185|城陸奥守泰盛は、さうなき馬乗りなりけり。馬を引き出ださせけるに・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 馬術の達人・安達泰盛は、敷居の越え方で馬の良し悪しを見抜いた…

徒然草184|相模守時頼の母は、松下禅尼とぞ申しける。守を入れ申さるることありけるに・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 北条時頼(鎌倉幕府第5第執権)の母、松下禅尼が破れた障子を自…