古文で読みたい

古典を読みたい人が、古典にアクセスするための本です

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

徒然草159|みな結びと言ふは、糸を結び重ねたるが、蜷といふ貝に似たれば言ふ・・・

「真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。」 ポイント 「みな結び」という結び名の由来は、結び目が蜷(みな)とい…

徒然草158|盃の底を捨つることは、いかが心得たると、ある人の尋ねさせ給ひしに・・・

「真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。」 ポイント 酒の回し飲みで盃の酒を捨てる作法について。澱を捨てる「凝…

徒然草157|筆を取ればもの書かれ、楽器を取れば音を立てんと思ふ・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 人の心は触れるものによって変化するので、善いものに触れるべき…

徒然草156|大臣の大饗は、さるべき所を申しうけて行ふ、常のことなり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 大臣が主催する大饗は、しかるべき場所を借りて行うのが慣例だ。…

徒然草155|世にしたがはん人は、まづ機嫌を知るべし・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 世渡りには時機を知ることが重要。しかし生老病死は時を選ばない…

徒然草154|この人、東寺の門に雨宿りせられたりけるに、・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 体の不自由な人を見て面白がった資朝卿。奇妙な植木を好む心も同…

徒然草153|為兼大納言入道、召し捕られて、武士どもうち囲みて・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 武士に捕らえられていく為兼大納言を見て、日野資朝卿はそれを不…

徒然草152|西大寺の静然上人、腰かがまり、眉白く・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 老僧を尊ぶ内大臣を、資朝卿が「単なる老化」と皮肉る。後日、み…

徒然草151|ある人のいはく、年五十になるまで、上手に至らざらん・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント ある人が説く五十歳(※満年齢48~49歳)からの生き方。上達しない…

徒然草150|能をつかんとする人、よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 芸事の上達の秘訣は、下手でも上手い人に交じり笑われても続ける…

徒然草149|鹿茸を鼻に当てて嗅ぐべからず。小さき虫ありて・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 鹿茸を鼻に当てて嗅いではいけない。中にいる小さな虫が鼻から入…

徒然草148|四十以後の人、身に灸を加へて、三里を焼かざれば・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 四十歳を過ぎた人は、のぼせなどの病気を防ぐため、足の三里に必…

徒然草147|灸治、あまた所になりぬれば、神事に穢れありといふこと・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 灸の跡が神事の穢れになるというのは最近の説であり、昔からの法…

徒然草146|明雲座主、相者にあひ給ひて、おのれ、もし、兵仗の難やある・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 高僧の明雲が武器による災いを尋ねると、占い師は高貴な方がそれ…

徒然草145|御随身秦重躬、北面の下野入道信願を、落馬の相ある人なり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 護衛官の秦重躬は、信願が桃尻で荒馬を好むことから落馬を予言し…

徒然草144|栂尾の上人、道を過ぎ給ひけるに、河にて馬洗ふおのこ・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 栂尾の上人は、馬洗いの男の何気ない言葉に仏法の深遠な教えを見…

徒然草143|人の終焉のありさまのいみじかりしことなど、人の語るを聞くに・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 人の死に様を理想的に語るのは故人の本意ではない。大切なのは生…

徒然草142|心なしと見ゆる者も、よき一言言ふものなり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 子供を持って人の情を知るという武士の言葉から、貧困が人を罪に…

徒然草141|悲田院の尭蓮上人は、俗姓は三浦の某とかや、双なき武者なり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 「都人は不実」との批判に尭蓮上人が反論し、情の深さゆえだと説…

徒然草140|身死して財残ることは、智者のせざるところなり・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 死後に財産を残す愚かさを説く。物は執着や争いの元。生前に譲り…

徒然草138|家にありたき木は、松・桜。松は五葉もよし・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 庭に欲しい木や草花を論じる。珍しく大げさなものより、素朴で馴…

徒然草138|祭過ぎぬれば、後の葵不用なりとて、ある人の・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 祭の後に葵をすぐ片付けるのは無粋だ。枯れたものにこそ趣があり…

徒然草137|花は盛りに、月はくまなきをのみ、見るものかは・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 美は満ちる前や欠けた後にこそある。祭の後の寂しさから世の無常…

徒然草136|医師篤成、故法皇の御前にさぶらひて、供御の参りけるに・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 医師篤成が食の知識を豪語するが、「しお」の字の偏を「土偏」と…

徒然草135|資季大納言入道とかや聞えける人、具氏宰相中将にあひて・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 博識を誇る資季(すけすえ)入道が論争で謎の言葉に窮し、具氏(…

徒然草134|高倉院の法華堂の三昧僧、なにがしの律師とかやいふ者・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 己の醜さを知り世を捨てた律師は立派だ。自分を知ることこそ賢さ…

徒然草133|夜の御殿は東御枕なり。おほかた、東を枕として・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 天皇は東枕が基本。北枕だった白河院への諫言と、その根拠である…

徒然草132|鳥羽の作道は、鳥羽殿建てられて後の号にはあらず・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 「鳥羽の作道」は鳥羽殿建立(1086年)より古い。その証拠に、元…

徒然草131|貧しき者は財をもて礼とし、老いたる者は・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 貧者や老人は財産や体力の使い方で礼を示す。自分の限界を知り、…

徒然草130|物に争はず、おのれを枉げて人に従ひ・・・

真の古典の魅力は、作者が紡いだ原文の中にこそ息づいています。「古文で読みたい徒然草シリーズ」で、現代語と古文を併読することで、古の言葉が今なお放つ光を確かめてください。 ポイント 人と争わず、相手を立てることの徳を説く。真に勝ちたいなら学問…